教育カウンセリング研究
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小学校通常学級における発達障害が疑われる児童への支援―校内委員会へのコンサルテーションの進め方と留意点―
曽山 和彦
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2008 年 2 巻 1 号 p. 42-50

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抄録
本研究の目的は,通常学級における発達障害児の支援として,校内委員会へのコンサルテーションの進 め方およびコンサルタントの留意すべき点を検討することであった。対象児は発達障害が疑われる小学校 3年男児であり,暴言,授業妨害といった行動上の問題が頻繁に見られる状態であった。巡回相談員による 5回のコンサルテーションを通して,対象児に対する教師の見方が変化するとともに,個別の指導計画に基 づく校内全体の共通理解による支援が行われ,対象児の行動上の問題は改善された。このことから,発達 障害が疑われる児童への支援として,巡回相談員による校内委員会へのコンサルテーションは効果的に機 能することが示唆された。また,コンサルテーションを進める際に,コンサルタントが留意すべき点とし て,「障害児教育および教育相談の専門性を活かした具体的な助言を行うこと」,「学校および教師がもつ役 割意識や経験に配慮すること」が大切であると示唆された。
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© 2008 日本教育カウンセリング学会
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