抄録
急性心筋梗塞による心原性ショック,重症心筋炎,肺梗塞などに対しての経皮的心肺補助法の有用性は認められているが,当院でも心原性ショック,肺梗塞に対しPCPSを施行している。PCPSは緊急で行われることがほとんどであり,素早い対応が要求される。そのため,シンプルな回路設計と組立の熟練を要する。今回の対象は心原性ショック7例,肺梗塞1例の計8例で,そのうち5例が離脱できたが,心原性ショック例では症状の悪化からPCPS装着までの時間が短く,心筋のダメージの少ないもののWeaning率が高いことが示唆された。