体外循環技術
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ヘパリンコーティング肺と回路の使用経験
― Duraflo II・UNIVOX-GOLDとUNIVOX-ICとの比較―
吉岡 政美山内 良司笹盛 幹文飯塚 嗣久宮下 志保小野塚 香織柿崎 哲也
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1996 年 22 巻 1 号 p. 29-33

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抄録
今回我々は,Bentley社製ヘパリンコーティング・Duraflo II・UNIVOX-GOLDを使用し,同社製ノンコーティング・UNIVOX-ICと比較し,血小板や,凝固系に与える影響をについて検討した。両群とも,回路はオープンとし,ポンプは遠心ポンプとした。ヘパリン投与量は,G群では2.0mg/kg,I群では3.0mg/kgとした。ACTは,G群では400秒前後,I群では450秒以上を保った。体温は両群共に,直腸温で34℃ とした。採血項目は,白血球,赤血球,Hb,Hct,血小板,T.T,P.T,APTT,FIB,FDP,血小板粘着能,血小板凝集能とした。血小板,T.T,血小板凝集能に有意差を認め,ヘパリンコーティングは,血小板の減少や凝固系の活性化を抑制したと思われた。
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© 日本体外循環技術医学会
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