体外循環技術
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連続的酸素飽和度測定装置の検討
佐藤 正暢又吉 徹山下 好史杉山 賢司森田 雅教武田 正則
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1996 年 22 巻 2 号 p. 38-41

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抄録

今回我々は,GISH社製Statsatおよび3M社製CDI100を使用する機会を得たので,当院で行われた体外循環症例に使用し,静脈血酸素飽和度(以下,SvO2)とヘモグロビン値(以下,Hb値),ヘマトクリット値(以下,Ht値)の精度とその操作性について検討した。その結果,2機種とも検体検査の測定値との間に高い正の相関関係を示したことから,体外循環中のモニタとして有用であると考えられた。

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© 日本体外循環技術医学会
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