抄録
我々の施設では,長期のPCPSを施行する場合は,ポンプヘッド,人工肺,動脈フィルターを交換しながら行っている。その際,各部品の出入り口部のチューブを消毒し切断して交換を行っていた。しかし,回路を切断しながらPCPSを続けるには限界があり,また,清潔面においても疑問視され,ワンタッチコネクターを用いることで,解決を図った。その結果,操作性,耐圧性,漏れについては,充分効果を発揮したと考えられるが,コネクターの構造上,無意識の接触で外れてしまうことがあり,今後の課題となった。しかし,総合的に考えると,回路の切断をしないで安全に体外循環が行えるワンタッチコネクター方式回路は,実用的であると考えられる。