体外循環技術
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人工心肺装置HAS型の開発における工夫
― より高い機能性,安全性を目指して―
岸 宗宏富永 智神谷 勝弘丸屋 拓
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2000 年 27 巻 2 号 p. 20-23

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抄録
新人工心肺装置HAS型を開発するにあたり,より安全に確実な体外循環を行えるよう“Simple”&“Safety”をコンセプトとして,つぎの3つにポイントを置き開発を行った。第一に人工心肺装置の安全性および信頼性をより向上させる。第二に血液回路のレイアウトの自由化,およびプライミングボリュームの低減を可能とさせる。第三にポンプ操作を簡便化する。ユニットのモジュール化や,光通信およびノイズカットトランスを採用すること,また制御回路にバイパスラインを設けることで,システムの安全性および信頼性を向上させた。ポンプヘッドを分離配置することで,回路のレイアウトの自由化を可能とするとともに,プライミングボリュームの低減も可能とした。操作スイッチの簡略化や設定状況のメモリーにより,ポンプの操作項目を減少させた。また,新方式のマスタースレーブ制御で,操作項目を減少させた。この新しく採用された機能は,より安全により確実に体外循環操作を行ううえで,有用な機能であると考えられる。
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© 日本体外循環技術医学会
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