体外循環技術
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バキュームアシストの安全対策の検討
陽圧安全弁の実験的検討
山越 理恵百瀬 直樹北村 麻未又吉 盛博安藤 勝信唐沢 あや子中島 逸郎飯島 澄子
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2001 年 28 巻 1 号 p. 36-38

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抄録
バキュームアシスト脱血(VAVR)は有用な脱血方法である。しかしながら,VAVRでは静脈貯血槽が密閉状態になっているために,陰圧ラインが閉塞した場合,サクションポンプにより静脈貯血槽内部が陽圧になり,最悪の場合,脱血回路から空気が逆流し,大量な気泡を患者に送るトラブルが予想される。この安全策として,静脈貯血槽に陽圧で開放する陽圧安全弁が取り付けられている。今回,この安全弁の安全性について実験を行い検討した。その結果,VAVR用の陽圧安全弁であっても,バキュームラインの閉塞と,大量のサクションといった状況下では安全性に限界があることが確認できた。
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© 日本体外循環技術医学会
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