体外循環技術
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改良型ヘモクロンJr IIカートリッジと従来型ヘモクロンJr IIカートリッジの比較
杉浦 裕之山田 悌士薗田 誠中村 智裕東 和美小木曽 光希子新居 優貴
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キーワード: 改良型ACT+, 従来型ACT+
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2002 年 29 巻 1 号 p. 62-64

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抄録
(要旨)人工心肺を用いた開心術体外循環中の抗凝固剤は,一般にヘパリンが用いられ,この指標に活性化凝固時間(ACT)の測定がある。今回,改良されたヘモクロンJr IIカートリッジを使用する機会を得たので従来型に加え,当院で使用しているヘモクロン401と比較検討した。ヘモクロンJr IIの改良型・従来型のカートリッジはACT+,ヘモクロン401のテストチューブはFTCA 510を使用して測定した。改良型の測定値は,従来型と比較してほとんど変化がなかった。FTCA510と比較して低値を示した。改良型,従来型,FTCA510の3者には高い相関関係が見られた。
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© 日本体外循環技術医学会
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