抄録
【要旨】平成15年9月より,構造改革特別区域推進本部が定めた4つの条件を満たす場合には,非医療従事者が自動体外式除細動器(AED: Automated External Defibrillator)を用いることが可能となった。このことにより,AEDが病院内はもとより,その他公共施設にも設置が進むものと考えられる。そこで,現在本邦で発売されている3機種について評価を行った。評価は,操作性や使用感,心電図模擬波形をAEDに認識させ心電図解析能について行った。3機種とも,AEDにとって重要な簡便性については差がなく良好であった。しかし,心電図解析において1機種で特徴的な結果が得られた。本邦で販売されているAEDは,3機種ともに非医療従事者でも使用できる簡便性を備えていると考えられた。