体外循環技術
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重症感染症の心肺停止時にPCPSを使用した1例
後藤 成利伊藤 嘉延安藤 俊昭中村 省三三浦 伸一加藤 真櫛山 泰規中島 義仁
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キーワード: 重症感染症
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2005 年 32 巻 2 号 p. 205-207

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抄録
【要旨】原則禁忌だった重症感染症患者の心肺停止時に対してPCPSを使用し,救命し得た症例を経験したので報告する。患者は54歳男性。急性虫垂炎にて緊急手術施行し,第6病日より熱発,その後CRPが24mg/dLと上昇,血圧低下,そのまま心肺停止状態となる。PCPS,IABP導入後も血圧は50mmHg台と低く,著明な肺水腫を認め,敗血症性ショックもしくは心筋炎を考え,治療にはチエナム,献血グロブリンI,抗凝固剤にはメシル酸ナファモスタット,エラスポールとカテコラミンで治療を始め,PMX-DHPを連日2時間施行した。PCPS開始3日目には血圧が90mmHg台まで上昇し,肺水腫も著明に改善したが,CPKの上昇,腎機能も悪化してきたためCHDFを導入した。同日PCPSは離脱し,翌日にはIABPも離脱できた。
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© 日本体外循環技術医学会
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