本論文は,伐木作業におけるチェーン・ソーの配置計画にリニア・プログラミングを適用したものである。
ある林業者が自分のもつ多数個所の伐採地に対して,現育している機械をどのように配置使用すべきか?という間題について考えるとき,リニア・プログラミングは非常に有益な手段であると思う。しかし,一般にりニア・プログラミング問題を解くためには面倒くさいくり返し算をなければならないのが普通だが,上に掲げたような問題では,考え方はシンプレツクス法ど同じ行わものだが,それよりもはるかに簡単な計算方法があることを発見した。