名古屋市立大学大学院医学研究科精神・認知・行動医学分野
2025 年 37 巻 2 号 p. 114-122
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医師の燃え尽きは健康と関連するだけではなく,ケアの質の低下,欠勤・離職などとも関連し,病院経営の生産性に多大な悪影響を与える。燃え尽きの増加は医学部の臨床学年の頃から始まり早期からの対策が必要である。本稿では,医学生へのアクセプタンス&コミットメント・セラピー(トレーニング)(ACT)が,燃え尽きに対して適切な対処となる理由を述べ,われわれが実施したプログラムについて紹介する。さらに医学教育の他の分野でのプログラムの展望について述べる。
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