日本消化器外科学会雑誌
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臨床経験
腹腔鏡補助下経皮内視鏡的胃瘻造設術を施行した4例
駒屋 憲一森浦 滋明小林 一郎松原 秀雄
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2010 年 43 巻 3 号 p. 306-309

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抄録
 経皮内視鏡胃瘻造設術(percutaneous endoscopic gastrostomy;以下,PEG)困難な4例に対して,腹腔鏡を補助的に使用し,胃瘻造設術(laparoscopic-assisted percutaneous endoscopic gastrostomy;以下,LAPEG)を施行した.症例は全例男性.開腹歴なし.平均年齢は72.5歳.全例通常のPEGを試みたが,他臓器穿刺の危険があると判断し,本法を施行した.本法の平均手術時間は36.7分,平均出血量は3 mLであった.胃瘻刺入部の創部感染を1例で認めたが,保存的に治癒した.同法は安全かつ低侵襲に胃瘻造設が可能であり,胃瘻チューブの交換や日常管理が容易であるなど優れた方法である.
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