日本消化器外科学会雑誌
Online ISSN : 1348-9372
Print ISSN : 0386-9768
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内視鏡的十二指腸乳頭括約筋切開術の検討
炭山 嘉伸, 鈴木 茂, 宅間 哲雄, 鶴見 清彦
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キーワード: 内視鏡的乳頭括約筋切開術, 遺残結石, 経皮経肝胆道鏡的截石術, 再発結石
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1983 年 16 巻 5 号 p. 874-878

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抄録
過去6年間に経験したEST50症例について, 適応の問題や切開不成功例, 排石不成功例, 合併症に関する教室の考え方と工夫について検討した.
成績: 切開成功例は, 50例中49例 (98%) であり切開回数は70回であった.結石除去率は89.6%, 合併症3例 (6%), 死亡率0であった.またESTのカテーテル挿入を容易にするための誘導チューブの使用は有意義なものがあり, またESTに先がけて行ったPTCDは減黄, 減圧の意味から, 効果大であった.
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