京都桂病院耳鼻咽喉科
1989 年 30 巻 4 号 p. 340-347
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声道の模型を使い気息声/h/の発生メカニズムを調べた.喉頭蓋に見立てた障害物を声道に置いた場合, 乱流雑音の強度は, 置かない場合め2.9倍に増加した.障害物と気流との相互作用には, 気流の分離が必要であることも判明した.音響学的には, 声道内の雑音音源はスペクトル上にzeroを作っていた.これは音源と声門とで作るback cavityの反共振であると考えられた.
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