日本医真菌学会雑誌
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Candida albicansのPLD遺伝子クローニング
加納 宏行中島 茂北島 康雄野澤 義則
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1998 年 39 巻 2 号 p. 79-83

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抄録
リン脂質加水分解酵素群の1つであるホスホリパーゼDは,哺乳動物細胞では,ホスホリパーゼC,A2,およびアデニル酸シクラーゼ,受容体型チロシンキナーゼなどとともにいわゆる情報変換酵素の一員ととらえられるようになり,細胞の分化・増殖,分泌反応,形態変化などに深く関与していると考えられている.最近,このホスホリパーゼDの遺伝子が次々にクローニングされ,Saccharomyces cerevisiaeでは減数分裂に必須な遺伝子であることが判明した.我々は,Candida albicansにおけるPLDの生理的意義を明らかにするために,まずその遺伝子のクローニングを行った.その結果,Saccharomyces cerevisiae PLDに高い相同性を有し,かつ,これまでに哺乳動物や植物からクローニングされたものと同じファミリーに属するクローンを得た.
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