日本医真菌学会雑誌
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侵襲性真菌症の皮膚病変
松本 忠彦西本 勝太郎
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2003 年 44 巻 3 号 p. 193-196

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抄録

侵襲性真菌症の部分症状のひとつとして皮膚病変が診断と治療に役立つことが少なくない.免疫不全患者に発症する播種性真菌症において皮膚病変が最初の症候であることもある.皮疹は様々であるが,一部は播種性真菌症とその原因菌を示唆し早期診断の手がかりとなりうる.本邦で問題となる侵襲性真菌症のうちカンジダ症,クリプトコックス症,アスペルギルス症,接合菌症,無色菌糸症,黒色菌糸症の皮膚症状について記述した.

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