奈良県立医科大学付属病院中央内視鏡・超音波部
2009 年 36 巻 4 号 p. 457-468
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腎は非常に血流が豊富な臓器であり,カラードプラ法は各種腎疾患の診断に積極的に臨床応用されてきた.最新の超音波装置では,カラードプラ法,パワードプラ法やB-Flowにより,腎実質内の血管も良好な血流表示が得られ,パルスドプラ法による血流波形の解析により,血流方向や速度,腎実質の末梢血管抵抗などが評価出来る.ここでは,腎血管性病変の診断や,移植腎の評価などに対するカラードプラ法の応用について概説する.
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