Kansai Breeding Office, Forest Tree Breeding Institute
1995 年 25 巻 1 号 p. 52-55
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
採種園から採種した自然受粉および人工交配による種子からの実生苗に、マツノザイセンチュウを人工接種し、その抵抗性を調べた。その結果、マツノザイセンチュウ抵抗性クローンの自然受粉家系は、精英樹の自然受粉家系よりもザイセンチュウに対する抵抗性は高く、また抵抗性個体×抵抗性個体の家系は、抵抗性個体×精英樹個体家系よりも抵抗性は高かった。このことは、両親ともに抵抗性を持ち合わせている方が、抵抗性は確実に後代に伝わることが示唆された。
日本線虫研究会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら