抄録
本研究は、看護学生がバイタルサイン測定の場面を子どもの目線から体験できるVR動画教材視聴後の学習効果を検討することを目的としている。そのVR教材を看護学生が視聴したのちに、記載した感想をテキストマイニングにより分析をした結果、【子どもの目線から見ることでわかる】【看護師の顔が大きく見え、声が重要である】【子どもから見ると怖いと感じる】【バイタルサイン測定をしながら話しかける】【声かけが安心につながり大切である】の5カテゴリーが抽出された。子どもから看護師がどのように見えているのかイメージができることで、看護師の声かけや言葉の理解が未熟な年齢の子どもであっても、子どもに応じた説明が重要であることが学べていた。このことより、子どもの特性を理解したケアのために、看護学生にはVR教材の体験が有用であることが示唆された。