看護科学研究
Online ISSN : 2424-0052
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思春期のてんかん患者の病気認知に関する研究
足立 綾高野 政子三宅 希実
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2013 年 11 巻 2 号 p. 42-47

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抄録
本研究の目的は、思春期のてんかん患者が自分の病気や周囲との関係、進路について、どのように認知しているかを明らかにすることである。病名を説明されアンケートに答えることができる12 歳〜25歳のてんかん患者を対象に質問紙調査を実施した。てんかん患者の進路や就職の希望は、学校基本調査と同じ傾向であった。思春期のてんかん患者は病気を前向きに受け止め体調管理に努めていた。進路に対して親や医療関係者は患者が悩みを理解し、相談しやすい関係づくりが必要である。
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© 2013 看護科学研究編集委員会
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