2023 年 31 巻 4 号 p. 205-208
中小企業における障害者雇用は現在も模索中ながらも,多くのグッドプラクティスを生み出してきた.特に新型コロナウイルスが世界にまん延して以降は,働き方の多様性は広がり一般的な働き方として認知されるようになった.多様性が尊重される時代の中で,それを受け止めるだけの個人や企業がどの程度存在するかはわからないが,時代の流れからはより多様性を肯定する職場を創ることが重要になるであろう.そのため本稿では企業が目先の利益ではなく未来への投資として障害者雇用を捉えている事例として紹介する.