パーソナルコンピュータ利用技術学会論文誌
Online ISSN : 2433-7455
Print ISSN : 1881-7998
非接触嚥下評価装置NESSiEによる自動計測の妥当性の検証
髙田 美樹藤谷 順子柏村 浩一月永 暁裕安藤 太郎青木 義満
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2020 年 14 巻 1 号 p. 8-13

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抄録
嚥下機能を評価する指標として,喉頭の挙上量,前方移動量,嚥下開始から最挙上までの時間などが挙げられる。これらの指標を定量的に得る唯一の現存装置は,X 線を用いる嚥下造影(VF)検査である。しかし,定量化には専門知識を持った医療従事者の膨大な手間が欠かせない。その上,被検者にとっては被曝の問題があり,頻繁な検査が行えないという問題がある。そこで,簡便で頻繁に検査ができ,自動で定量化できる非接触・非侵襲嚥下評価装置NESSiE を開発した。NESSiEが自動で算出した指標の一つである喉頭の挙上量の妥当性を検証するための方法を検討し,はじめの1 例について予備実験を行った。その結果,NESSiE と嚥下造影(VF)検査それぞれにより算出した喉頭の挙上量の差異は,目標である±3mm に収まっていることを検証できた。
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© 2020 パーソナルコンピュータ利用技術学会
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