国立がんセンター中央病院小児科 琉球大学医学部小児科
国立がんセンター中央病院小児科
虎の門病院小児科
2005 年 19 巻 4 号 p. 229-231
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
腎細胞癌と急性リンパ性白血病 (ALL) の重複癌を経験したので報告する.症例は6歳男児で, 白血病のため入院後, 腹部エコー, CTで腎腫瘍を発見され, 針生検で病理診断された.化学療法で白血病の完全寛解を確認後, 強化療法中に左腎摘出術を行った.病期II (pT2N0M0) で, 根治的切除が可能だった.強化療法を続行し, 手術から6ヵ月後に白血病の治療のため非血縁ドナーから骨髄移植を施行した.
日本小児血液・がん学会雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら