小児例における骨髄移植の前処置に際してのbusulfanの血中・髄液中濃度

花田 良二; 森脇 浩一; 中村 こずえ; 車田 宏之; 林 泰秀; 山本 圭子; 柿沼 智亜硫; 谷村 青志路; 細谷 和良

doi:10.11412/jjph1987.7.122

花田良二, 森脇浩一, 中村こずえ, 車田宏之, 林泰秀, 山本圭子, 柿沼智亜硫, 谷村青志路, 細谷和良

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1993 年 7 巻 2 号 p. 122-125

DOI https://doi.org/10.11412/jjph1987.7.122

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抄録

小児例7例で移植前処置として投与された, busulfan (BUS : マブリン散TM) のpharmacokineticsを検討した.BUSの投与方法は1mg/kg×16回であった.BUSの初回投与後のAUC (area under the curve) は体表面積換算したBUSの投与量と正の相関がみられた.小児例特に年少児においては, BUSは体重換算ではなく, 体表面積換算で投与量を考按する必要がある.またBUSしは髄液中に高い移行性がある.

責任著者(Corresponding author)

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