日本植物病理学会報
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イネ・ラギッド・スタント・ウイルスの純化法の改良と分節RNA数
大村 敏博美濃部 侑三木村 郁夫日比野 啓行土崎 常男斎藤 康夫
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1983 年 49 巻 5 号 p. 670-675

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抄録

イネ・ラギッド・スタント・ウイルスの純化法をTriton X-100の使用,緩衝液にMgCl2を添加することおよび純化の後半にヒスチジン緩衝液を用いることによって改良した。径約55nmの純化粒子を注射したトビイロウンカはイネに本病特有の病気を伝搬したことから,本粒子がイネ・ラギッド・スタント病の病原ウイルスであることを確認した。純化ウイルス粒子から得た2本鎖RNAは10本に分節していた。Galinskiらの報告に基づいて計算した核酸の総分子量は22.91×106ダルトンであった。

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