山口大学医学部小児科
1992 年 5 巻 1 号 p. 102-104
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急性局所性細菌性腎炎を起こした膀胱尿管逆流症の3ヵ月男児。超音波検査で左腎上極に境界不明瞭な低エコーレベルの腫瘤像を認めた。抗生剤の投与で臨床所見は改善し,入院3週後に腫瘤像は消失した。膀胱造影で左側にgrade V (国際分類),右側にgrade IVの膀胱尿管逆流症を認めた。膿瘍との鑑別は適切な治療を考えるうえで重要である。
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