日本小児呼吸器疾患学会雑誌
Online ISSN : 2185-3754
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RSウイルス感染と乳児喘息
岡田 賢司
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2007 年 18 巻 1 号 p. 51-56

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抄録
乳児喘息は相対的に増加している。この要因の一つとしてRSウイルス感染と後年の反復性喘鳴 (乳児喘息の一亜型) との関連が考えられている。シンポジウムでは, RSウイルス感染と乳児喘息の関連を欧米の報告から紹介した。さらに, 重症RSウイルス感染を防ぐことにより, 乳児喘息の発症を抑えることができる可能性を検証する試験が欧州を中心として行われている。その結果を紹介した。
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