日本小児呼吸器疾患学会雑誌
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軽症小児気管支喘息の気道過敏性, 好酸球数, 血清eosinophil cationic proteinについての検討
末廣 豊亀崎 佐織四宮 敬介大和 謙二
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1996 年 7 巻 2 号 p. 88-95

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抄録
軽症化した小児気管支喘息13症例 (平均年齢11.3±3.5歳) について, メサコリン吸入試験による気道過敏性と, 末梢血好酸球数, 血清eosilnophil cationic protein (ECP) を測定し, 他の臨床パラメーターとの比較検討をした。
1. 末梢血好酸球数は平均667±394/mm3 (195~1616) であった。
2. 血清ECP値は平均32.46±15.18μg/l (4.35-54 .35) で, 13例中12例で高値を示した。
3. PC20の幾何平均は490.9μg/ml (92.7~16117.1) であった。
4. logPC20はlog [最終発作からの日数] と有意に逆相関した。
以上の結果から, 臨床的に軽症と判定される症例の中には, 遷延するアレルギー性炎症のためになお気道過敏性が亢進していたり, ECPが高値である症例が含まれるので, 個々に応じた対応が必要である。
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