リハビリテーション医学
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脳卒中片麻痺の四肢血流について(第2報)
Plethysmographyを用いた研究
栗山 節郎丸山 俊章鬼丸 高茂水間 正澄中西 俊郎平泉 裕森 義明藤巻 悦夫田代 善久
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キーワード: 血流
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1984 年 21 巻 3 号 p. 155-159

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抄録
脳卒中片麻痺の四肢の血液循環動態を調べるためにplethysmographyを用いて調べた.方法は30分間安静仰臥位を保持した後に両中指と両母趾にトランデューサーを当てて容積脈波を測定し,5回の脈波高(mV/V)の平均を測定し,〈麻痺/右+左×100〉%を計算し,この値を麻痺側血流値として血流量の指標とした.
1) 片麻痺発症後1年未満では患側上肢の血流量の多いものが多い.
2) 発症後1年以上では患側上肢の血流量の少ないものが多い.
3) 統計学的には発症後経過月数と上肢血流量の間に相関があるが下肢血流量にはない.
4) Brunnstrom stage,年齢,歩行能力と四肢血流量の間には相関がない.
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© 社団法人 日本リハビリテーション医学会
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