日本腎臓リハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2436-8253
Print ISSN : 2436-8180
腎不全終末期の栄養管理
坂井 敦子
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ジャーナル 認証あり

2026 年 5 巻 1 号 p. 33-45

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抄録
 腎不全終末期の栄養管理は,「患者の苦痛を和らげ,尊厳を維持し,生きる意欲を支える」とい う緩和ケアの視点に沿って行われるべきものである。しかしながら,わが国における栄養管理の 指針や実践報告は十分でない。本稿では,腎不全終末期の病態理解に基づく栄養学的課題,緩和 ケアの概念に沿った栄養管理と食支援の理念,また,その具体的な方法,多職種連携の在り方に ついて概説する。併せて,家族等の支援についても触れる。現在,わが国では,日本透析医学会 による緩和ケア提言作成が進められている。今後,体制整備に従い,国内での腎不全終末期にお ける栄養管理の標準化が進むことが期待される。終末期の栄養管理を担う管理栄養士には,腎・ 透析領域の専門的なスキルのさらなる向上とともに,緩和ケアの理念や症状緩和への理解,患者 の価値観を引き出すコミュニケーションスキル,多職種との連携・協働のスキルを備えることが 求められる。
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© 2026 一般社団法人日本腎臓リハビリテーション学会

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