A Case of Pulmonary Alveolar Proteinosis and Acute Leukemia

Kenji Saito; Masayuki Yamaoka; Hideki Kudo; Takehiko Tanaka; Hiroshi Watanabe; Yasusuke Onozawa; Takashi Nakajima; Tsukasa Abe; Takeo Nomura; Minoru Takagi; Keikichi Mitsunaga

doi:10.11389/jjrs1963.13.231

急性白血病に合併した肺胞蛋白症の1剖検例

斎藤憲治, 山岡昌之, 工藤秀機, 田中健彦, 渡辺宏, 小野沢康輔, 中島隆, 阿部師, 野村武夫, 高木実, 光永慶吉

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ジャーナルフリー

1975 年 13 巻 4 号 p. 231-235

DOI https://doi.org/10.11389/jjrs1963.13.231

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抄録

症例は23歳の女子. 急性白血病で治療中, 高熱, 乾性咳嗽および胸痛を伴い, 淡い均等陰影および斑状影が出現, 抗生剤および抗真菌剤の投与により, 1ヵ月後にほぼ消失した. さらに1ヵ月後に再び高熱, 咳嗽および呼吸困難を伴い, 前回と同様の性状と部位を示す陰影が出現し, しだいに増悪, 約3週後に死亡した. 剖検で, 肺胞蛋白症と診断され, 右下葉には肺アスベルギールス症の合併がみとめられた.

責任著者(Corresponding author)

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