国立療養所南九州病院
1979 年 17 巻 7 号 p. 427-432
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45歳男性, 集団検診にて右縦隔部の腫瘤様陰影を指摘さる, X線学的にこの陰影は拡大せる“azygos knob”と考えられた為, 静脈造影を施行. 通常の下大静脈は認められず, 拡大した奇静脈を経て上大静脈より右房へと造影剤の流入を認め, 奇静脈代行型の下大静脈欠損症の確診を得た. 尚, 肝静脈は直接右房に連絡していた.
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