日本胸部疾患学会雑誌
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過剰胸腔内肋骨の1例
橋本 憲一赤川 志のぶ室田 直樹田ノ上 雅彦大玉 信一河野 祐子桃井 宏直田中 健彦光永 慶吉
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1983 年 21 巻 7 号 p. 684-687

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抄録
症例は46歳, 主婦. 胸部X線像上, 左肺野縦隔側に, 第5胸椎外側から, 背側第10肋骨の高さ付近まで, 長さ約15cm, 巾5mmの, ほぼ垂直に連なる異常陰影が認められた. 骨に一致するX線透過性を有しており, かつ, CTで後部胸壁に連なって胸腔内に存在することから, 過剰胸腔内肋骨と診断した. 本症はこれまで, 欧米で25例, 本邦で1例の報告があるのみの非常に稀れな先天異常である.
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