新潟大学第2内科
新潟大学第2病理
1986 年 24 巻 8 号 p. 906-913
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胸部レ線上過膨張所見を呈し, 進行性の呼吸困難を呈した1剖検例を報告した. 呼吸機能は著しい閉塞性障害を示し, プレドニゾロンやメドロキシプロゲステロンの治療に抵抗し, 過膨張所見と呼吸困難は進行して死亡した. 剖検では, 小気管支から非呼吸細気管支にかけて, 主として粘膜固有層に肉芽組織が存在し, 山中らの閉塞性気管支細気管支炎に近い所見と思われたが, 主として気管支壁内に著しい泡沫細胞の集合像を認めた点が興味深かった.
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