日本臨床外科学会雑誌
Online ISSN : 1882-5133
Print ISSN : 1345-2843
ISSN-L : 1345-2843
症例
経皮経肝的胆嚢穿刺吸引術を施行した妊婦にみられた胆嚢炎の1例
森下 幸治高山 浩史佐々木 秀章
著者情報
ジャーナル フリー

2007 年 68 巻 2 号 p. 428-431

詳細
抄録
妊婦の胆嚢炎に対し経皮経肝的胆嚢穿刺吸引を施行し無事分娩に至った症例を経験したので報告する. 症例は40歳, 妊娠31週の1回経産婦の女性で, 今回腹痛にて当院救急室来院した. 胆嚢炎を認め経皮経肝的胆嚢穿刺吸引を施行後, 絶食, 高カロリー輸液を行った. 妊娠37週に分娩誘発, 経腟分娩を行い母児ともに経過良好であった. 分娩1週間後に腹腔鏡下胆嚢摘出術を行い問題なく退院となった. 妊婦の胆嚢炎は妊娠週数や母児の状況により治療手段が異なるため文献的考察を含め報告する.
著者関連情報
© 2007 日本臨床外科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top