日本臨床外科学会雑誌
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症例
Muir-Torre症候群の1例
皆川 幸洋馬場 誠朗鴻巣 正史下沖 収阿部 正小松 俊郎鈴木 正通
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2010 年 71 巻 1 号 p. 248-251

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抄録
Muir-Torre症候群は,脂腺腫瘍あるいはケラトアカントーマと内臓悪性腫瘍を併発するまれな遺伝性疾患である.今回われわれは,横行結腸癌と背部に約2cm大の脂腺癌を同時に認めた症例を経験したので若干の文献的考察を加え報告する.横行結腸癌に対しては横行結腸切除術を施行し,病理検査で2型,中分化腺癌,pT3N0M0,Stage IIaであった.脂腺癌に対しては,全摘術を施行した.家族歴では,実母が患者本人5歳時に癌死.術後6カ月現在再発認めず経過観察中である.
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© 2010 日本臨床外科学会
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