日本臨床外科学会雑誌
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症例
胃GIST術後11年目にみられた肝転移の1例
古川 健太中場 寛行森口 聡吉川 浩之有馬 良一
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キーワード: 胃GIST, 肝転移
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2010 年 71 巻 7 号 p. 1764-1767

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抄録
GISTの再発様式は肝転移が最も多く,原発巣切除から再発までの期間は2年以内が多い.今回われわれは切除後11年目に肝転移をきたした症例を経験したので文献的考察を加え報告する.
症例は60歳男性.他院にて平成9年11月噴門側大弯の粘膜下腫瘍に対し噴門側胃切除術を施行.当時の病理組織学的検査にてleiomyosarcomaと診断されていた.今回,人間ドックでの腹部エコーにて肝腫瘍を指摘され当院を受診.精査の結果,GISTの肝転移を疑い平成20年12月肝部分切除術を施行した.摘出標本の免疫組織学的検査にてGISTの肝転移と診断された.
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© 2010 日本臨床外科学会
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