日本臨床外科学会雑誌
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症例
小腸内視鏡点墨後に腹腔鏡補助下に切除したコレステリン塞栓による多発小腸狭窄の1例
中竹 利知井上 健太郎大江 知里道浦 拓福井 淳一中根 恭司權 雅憲
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2011 年 72 巻 1 号 p. 88-92

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抄録

近年ダブルバルーン式小腸内視鏡(double ballon enteroscopy;DBE)の開発により多様な小腸病変が診断されるようになった.また腹腔鏡補助下手術は,低侵襲性であり一般化されつつある.今回腹痛と嘔吐からDBEにて小腸狭窄認めたため腹腔鏡補助下にて切除し,病理組織学的にはコレステリン塞栓による虚血性小腸狭窄と診断された1例を経験したので報告する.

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© 2011 日本臨床外科学会
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