蓮田病院外科
2011 年 72 巻 7 号 p. 1709-1714
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稀な非浸潤性乳腺アポクリン癌の1例を経験したので報告する.症例は33歳女性.主訴は右乳房腫瘤.右内側上に2.5cm大の弾性硬境界不明瞭な腫瘤を触知した.マンモグラフィで右A領域にFAD(focal asymmetric density)がありエコーで辺縁不整内部不均一な低エコー腫瘤が描出された.CTおよびMRIで乳管内進展が疑われた.針生検でアポクリン化生を伴うDCISと診断され,乳腺円状部分切除術(2cm)+センチネルリンパ節生検を行った.病理検査で非浸潤性乳腺アポクリン癌と診断された.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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