日本臨床外科学会雑誌
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症例
乳腺サルコイドーシスの1例
杉本 斉中川 剛士佐藤 隆宣石場 俊之笠原 舞杉原 健一
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2012 年 73 巻 7 号 p. 1638-1642

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抄録
68歳,女性.22年前に眼・肺・皮膚のサルコイドーシスと診断されている.検診のマンモグラフィにて異常を指摘され,当科受診した.マンモグラフィでは局所的非対称性陰影(FAD)を認め,超音波検査では不整形の腫瘤を認めた.乳癌を疑い針生検を行ったところ乳腺サルコイドーシスと診断された.腫瘤が小さいため吸引式乳房組織生検装置(マンモトーム:MMT)にて切除生検を行った.切除後6カ月が経過したが再発を認めていない.乳腺サルコイドーシスというまれな疾患を経験したため文献的考察も加え報告する.
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© 2012 日本臨床外科学会
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