日本臨床外科学会雑誌
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症例
FDG-PETで高集積を呈した横行結腸間膜原発平滑筋腫の1例
寺井 志郎廣澤 久史吉川 朱実福島 亘泉 良平
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キーワード: 腸間膜腫瘍, 平滑筋腫, FDG-PET
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2012 年 73 巻 9 号 p. 2387-2391

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抄録
腸間膜原発平滑筋腫はまれな疾患である.われわれは前立腺癌の術前検査で偶然発見され,病理組織学的に横行結腸間膜原発の平滑筋腫と診断された1例を経験したので報告する.症例は62歳の男性.症状はなく,前立腺癌の術前検査として施行された腹部CT検査で左下腹部に著明な石灰化を伴った12cm大の腫瘍を指摘された.FDG-PETでSUVmax3.4と軽度の集積亢進を呈していたため,横行結腸間膜由来の低悪性度腫瘍を疑い,腫瘍摘出術を施行した.腫瘍は横行結腸間膜から発生していたが腸管と密に接しており,辺縁動脈の温存が困難であったため,腫瘍とともに横行結腸を合併切除した.病理組織学,免疫組織学的に横行結腸間膜原発の平滑筋腫と診断された.FDG-PETで集積亢進が認められた腸間膜原発の平滑筋腫はまれと考えられたため,文献的考察を加え報告する.
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© 2012 日本臨床外科学会
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