日本臨床外科学会雑誌
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症例
腹腔鏡下に切除したsclerosing angiomatoid nodular transformationの1例
北東 大督野見 武男山戸 一郎尾原 伸作庄 雅之中島 祥介
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2013 年 74 巻 11 号 p. 3195-3200

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抄録
症例は52歳女性で,検診にて脾臓に5cm大の境界明瞭な腫瘤を指摘された.単純CTで低濃度,造影CTでは腫瘍周囲にのみ淡い造影効果を示した.MRIではT1・T2とも低信号で,腹部超音波検査では豊富な血流信号を伴う低濃度腫瘤でペルフルブタンによる造影では腫瘍辺縁部に造影効果を認め,後期相では腫瘤へのペルフルブタンの取り込みを認めた.炎症性偽腫瘍または炎症性筋線維芽細胞腫瘍の術前診断のもと,腹腔鏡下脾臓摘出術を施行した.腫瘤は病理組織学的にsclerosing angiomatoid nodular transformation (SANT)と診断された.SANTは脾の血管腫類似病変で,本邦では会議録を除き7症例が報告されているまれな疾患で症例の集積が必要と考えられ,本邦報告例の検討とともに報告する.
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© 2013 日本臨床外科学会
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