日本臨床外科学会雑誌
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症例
Leser-Trélat徴候を呈した異時性7重複癌の1例
尾崎 公輔佐々木 愼寺井 恵美森園 剛樹中山 洋渡辺 俊之坂本 穆彦
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2018 年 79 巻 5 号 p. 1117-1121

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抄録
78歳,男性.既往に直腸癌,胃癌,肺癌,横行結腸癌,膀胱癌がある患者.便潜血陽性の精査目的に施行した下部内視鏡検査にて,人工肛門より5cmの部位にI s型隆起性病変,20cmの部位に2型病変を認めた.後者より生検を施行し,腺癌と診断.結腸左半切除術,横行結腸単孔式人工肛門造設術を施行した.術後の病理結果より,下行結腸のdouble cancerと診断された.また,胃癌の術前より,体幹腹側を中心に老人性疣贅の急激な増加を認めていた.疣贅の急激な増加および消化管悪性腫瘍の合併からLeser-Trélat(LT)徴候と考えられた.今回,極めて稀なLT徴候を伴う異時性7重複癌を経験したので報告する.
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© 2018 日本臨床外科学会
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