抄録
日本鍼灸手技療法教育研究会共同研究班では、あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう師教育の今後のありようを検討する基礎的資料の収集を目的に、質問紙による盲学校と専門学校との合同の全国調査を実施した。調査票の回収率は、全国盲学校71.4% (50校/70校) と (社) 東洋療法学校協会加盟校の全国専門学校68.3% (28校/41校) の合計70.3% (78校/111校) であった (平成16年8月現在)。
調査結果の検討に際しては、盲学校と専門学校の共通点と相違点に着目しながら、カリキュラム改革の現状と課題について概観した。今回行った両校の比較から、今日的なカリキュラム改革の実態と問題点を把握することができた。
この取り組みが、盲学校と専門学校のそれぞれの立場を尊重しつつも、新たな“あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう師教育”の展望を開く契機になれば、望外の喜びである。