2024年5月26日、 第73回公益社団法人全日本鍼灸学会学術大会宮城大会においてパネルディスカッション2 「医師・鍼灸師連携について 今後の医療を見据えて」 が開催された。 3名のパネリストから、 日本の医療機関や医療現場における医師と鍼灸師の連携の試みとして、 精神科や総合内科、 緩和医療科の診療科領域において、 鍼灸の活用により、 患者の疾病や症状の改善や緩和に成果を上げ、 患者の在院日数の短縮に貢献していることや、 医療機関や医療現場における医師と鍼灸師が連携するための課題などが発表された。 また、 指定発言者から、 医師と鍼灸師の連携を確立するための全日本鍼灸学会における専門性の高い鍼灸師の育成などが発表された。 最後に、 今後、 鍼灸が利活用される医療を見据えて、 日本の医療機関や医療現場における医師と鍼灸師が連携するための課題や今後の展望について討論を行った。 日本における鍼灸の受療率の向上には、 医療機関や医療現場における医師と鍼灸師の連携が課題の一つとなっている。 本稿では、 本パネルディスカッションの内容をまとめて報告する。