全日本鍼灸学会雑誌
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鍼刺激による血液循環変動に関する一考察
深部体温ならびに血圧の変動を指標として
白畠 庸関野 光雄村山 良介
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1986 年 36 巻 2 号 p. 78-81

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抄録
鍼刺激により全身の血流に影響を及ぼす結果, 深部体温・血圧・容積脈波・経皮酸素分圧並びに脈拍数に変動をみたので報告する。
深部体温は鍼刺激によって足底では下降傾向, 手掌では上昇傾向とばらつきがあるものの左右差が少なくなる傾向をみせた。
血圧は最高血圧・最低血圧ともに下降傾向を示した。
容積脈波は全症例の74%において跛行値が小さくなった。
経皮酸素分圧は同じく平均7.5mmHgの上昇をみた。
脈拍数は93%症例で減少をみた。
深部体温・血圧・容積脈波並びに脈拍数がマイナス方向への変動を示す中で経皮酸素分圧のみが上昇傾向を示していることは鍼刺激が生体を調和のとれた状態にもどすという効果のあることを示している。
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