抄録
日常よく遭遇する軽症の胃炎, 腸炎に伴う諸症状に対し半導体レーザー光線を経穴に照射して, 次の結論を得, その有効性を認めた。1) 急性胃炎に伴う嘔気: 3例全例有効, 2) 胃痛のない胃部重感: 6例中有効5例, 無効1例, 3) 胃炎に伴う胃痛: 6例中有効4例, やや有効2例, 4) 腸炎に伴う腹部膨満感, 腹痛: 2例全例有効, 5) 胃腸炎に伴う嘔気, 胃モタレ感, 胃痛, 腹痛: 6例中有効5例, 無効1例, 6) 効果は照射後15~30分後に現われた。7) 胃腸症状に対するレーザー光線治療において23例中有効19例, やや有効2例, 無効2例で半導体レーザー光線治療の有用性を認めた。8) 副作用は全例全く認めなかった。