全日本鍼灸学会雑誌
Online ISSN : 1882-661X
Print ISSN : 0285-9955
ISSN-L : 0285-9955
全日本鍼灸学会員の調査報告
単純集計結果から
河井 正隆
著者情報
ジャーナル フリー

2002 年 52 巻 5 号 p. 587-600

詳細
抄録
全日本鍼灸学会学術大会は本年で半世紀の歴史を迎えた。この間、会員数は増加の一途をたどり現在では2,900名を越え、学会は質・量ともに大きく変化・拡大している。このような現象に伴い、現在の学会を支えている会員の実態はどのようなものであろうか。また、さまざまな学会の活動が展開されるなかで、学会と会員の関係性はいかなる様相を呈してその活動が維持されうるのであろうか。
このような問題意識のもとに、今回、会員の実状を把握することを主眼に「会員調査」を実施した。調査は、平成13年11月~12月に全学会員を対象に郵送法にて実施した。有効回答は632票、回収率21.5%であった。なお、本調査は、本学会の課題と展望を示すための基礎的資料の提供を試みようとするものである。
以下、調査結果の一部を述べる。 (1) 会員の年齢構成については、50歳以上で45.8%を占め、学会構成員の高年齢化が指摘できる。 (2) 会員の取得資格については、「はり師・きゅう師」の他、「あ・マ・指師」が40%を占める。 (3) 勤務形態は “開業鍼灸師” が61.3%と多く、このことは、学会への「入会動機」とその「満足度」、学会との「関わり方」、学会のなかで「発展を期待する研究」など、それぞれへの影響を与える
著者関連情報
© 公益社団法人 全日本鍼灸学会
前の記事 次の記事
feedback
Top