非虚血性拡張型心筋症に対する新しい左室縮小形成術(Overlapping法)の麻酔経験

高橋 栄美; 硲 光司; 新谷 知久; 本間 英司; 深田 靖久; 松居 喜郎

doi:10.2199/jjsca.24.257

原著論文

非虚血性拡張型心筋症に対する新しい左室縮小形成術(Overlapping法)の麻酔経験

高橋栄美, 硲光司, 新谷知久, 本間英司, 深田靖久, 松居喜郎

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キーワード: 左室縮小形成術(OLCVR), 拡張型心筋症

ジャーナルフリー

2004 年 24 巻 7 号 p. 257-262

DOI https://doi.org/10.2199/jjsca.24.257

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抄録

心不全末期の拡張心に対する新しい左室縮小形成術(Overlapping cardiac volume reduction operation ; OLCVR, 松居法)10症例の麻酔を経験した. 低濃度のセボフルランと静脈麻酔で行った. 体外循環離脱時には経食道心エコーで左室壁運動や容積の変化を観察しながら, 適切な前負荷を保つことと後負荷の軽減に重点を置き, カテコラミンおよび血管拡張薬の使用法に留意することが重要である.

責任著者(Corresponding author)

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